負荷がかかった状態での始動を避ける
ベルトとその部品へのストレスを軽減するため、高負荷状態でのコンベアの始動は避けるべきです。
ベルトのズレを速やかに修正する
コンベアベルトが軌道から外れた場合、さらなる損傷を避けるため、直ちに是正措置を講じる必要がある。
ベルトの種類や仕様を混ぜないでください
異なるタイプや仕様のベルトを併用しないこと。継ぎ目は機械的に混ぜ合わせるのではなく、接着剤で接着すること。
適切なベルトの種類と構造を選ぶ
コンベアベルトのタイプ、構造、仕様、プライ数は、実際の用途とマテリアルハンドリングの条件に基づいて選択します。
動作速度の制御
標準運転速度は2.5 m/sを超えないこと。重い材料や研磨性のある材料の場合、また固定プラウタイプの排出装置を使用する場合は、摩耗を最小限に抑えるために速度を遅くすることを推奨する。
適切なプーリーとローラーの選択
駆動プーリーとリダイレクトプーリーの直径、それらとベルト構造との関係、アイドラーの谷角度は設計仕様に従うこと。
材料の流れ方向を合わせる
材料の流れはベルトの移動方向と一致させる。供給ポイントでの衝撃を減らすため、シュートを使用して落下高さを下げる。アイドラーの間隔を短くし、クッションローラーを使用して衝撃を吸収する。ベルト表面の擦過損傷を防ぐため、柔らかいか中程度の硬さのサイドバッフルを設置する。
ローラーのメンテナンスとスリップの防止
不足したローラーは適時に交換する。適切な回転を確保するために、ローラーに付着した材料を取り除く。ローラとベルトの間の滑りを防ぐ。必要に応じて可動部に潤滑油を塗布するが、決してベルト表面に直接油を塗布しないでください。
外部からのダメージを防ぐ
ベルトがフレームや支柱、資材の山などに引っかからないようにしてください。部分的に損傷した場合は、速やかにゴムパッチで補修し、損傷が広がらないようにしてください。
